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2月24日はいじめを無くすピンクシャツデー【Pink Shirt Day】いじめから学んだこと

Pink Shirt Day カナダの2月24日は、ピンクシャツデー。 何のことだかご存知ですか? 私は最近知りました。 子供のいじめを無くす取り組みをしている団体が始めた活動です。 PINK SHIRT DAYとは カナダのノバスコシア州で始まったいじめを無くす為の活動ですが、どうしてピンクシャツという名前が付いているのかと言うと、   ある日、Grade9(日本で言うと中学3年)の男の子が、ピンクのTシャツを着ていたからということで、学校でいじめに遭いました。   それを知った高校生のDavid ShepherdやTravis Priceをはじめとする仲間たちが、学校中の男子生徒全員にピンクのTシャツを配り、いじめに遭った男の子の為に、立ち上がりました。 これだけでも泣ける~ 誰だって、弱い子供の為に立ち上がれることを示してくれた出来事だったんです。   そして、高校生の彼らは、ディスカウントショップに行って、ピンクのタンクトップを50枚購入し、次の日の朝、タンクトップを袋に入れて、学校の前で配りました。   その活動を知った、いじめられっ子の男の子の表情には、ホッとした気持ちと、誰かが自分の為に動いてくれたんだという安堵が見られ、その日からいじめは無くなったそうです。   2007年にDavidとTravisが起こしたこの心温まる出来事が、若い人たちの心を動かし、今では沢山のメンバーが集まっています。   ピンクのTシャツを着て、募金を集め、いじめを無くす運動を続けています。   カナダの小さな町で始まった運動が、年々共感を呼び、今ではカナダ国内だけでなく、日本を含めた沢山の国々でこの考えや活動が広がっています。 いじめって? いじめって、よく聞くけど、実際その言葉だけでは表せない程の苦痛があります。   小さい子供なら、解決策や抜け道が分からず、心の大きな穴が開いてしまうでしょう。   少しでもいじめのない世の中になるように願うばかり。 いじめの経験 私も中学2年の時にいじめに遭ったことがあります。   約3か月も陰湿ないじめが続き、誰にも言えず、辛かった。   自分のことを大切に思って育ててくれている親には、絶対心配かけたくなかったから、言えなかったし、先生にもし言っても、『チクった』って言われて悪化するだけだったから言えず、本当に辛いの一言。   昨日まで一緒に過ごしていた友達が、一瞬でいじめる側に付き、加担。   何をしても陰口を言われ、妬みや嫉妬から来るいじめだから、耐えるしかなかった。   本当に消えてしまいたいと思っていました。   耐えられたのは、一人の友達のおかげ。   周りがどんだけ陰口言おうとも、その友達は絶対に私の悪口を言わなかったし、毎日一緒に下校してくれた。   あの時消えるという選択をしなくて本当に良かったと今では思います。   この受けたいじめを通じて『人にやさしく』を心がけるようになりました。   いじめをした子のことは、今でも好きじゃないし、当時のことを鮮明に覚えています。   その10年後、バッタリいじめた子に会った時、普通に話しかけてきたけど、改めて私は彼女のことが好きではないし、関わりたくないと思いました。   いじめられた方は、何年経っても覚えているんです。   だから、このピンクシャツデーのストーリーを知った時、この高校生がとった行動に胸が熱くなりました。   もし辛くなった時に、少しでも吐き出せる場所があれば、それだけで救われる子供は沢山いると思うなぁ。 いじめを無くすには 人間誰しも嫉妬心や悔しい思いが、生きてたらあるし、それを自分でコントロールすることが難しい時だってある。   でもそれが、弱い人をイジメる理由にはならないし、イジメに加担する理由にもならない。   弱いと思ってる子は、ホントは弱くない。   いじめて弱くさせてるだけ。   いじめを無くす方法は、たった1つ。   【人にやさしく】   私はいじめらてた時、心優しい友達に救われたし、高校でも大学でも、社会人になってからも【人にやさしく】する人ばっかりに出会って、中学の時に受けたいじめが嘘みたいでした。   生きてたら、腹立つことも、イライラすることもあるけど、人に優しくしてると、人に優しくしてる人が自然と集まります。   辛かったら吐き出したり、逃げ出すことも大事。   絶対に消えないでほしい。   日本にも、いじめホットラインがあるので、辛かったら迷わず相談を。   大切な人を、皆で守りましょう。   2月24日は私もピンクのTシャツ着よう♡