皆様、お元気ですか? 訪問ありがとうございます。
この4か月で世界がガラッと変わり、未だ先が見えない状況に不安をかかえている方、経済が落ち込みすぎて経済的に苦しい方、以前は何ともなかったことが今は世界が敏感になっているのでイライラしてしまう方等、コロナウイルスが世界に与えた影響は大きいはず。
私は日本では海外専属添乗員、カナダでは現地ガイドをしています。
どちらも旅行業で、コロナで職を失いました 😥
その分家族といれる時間が増えたので、悪いことばかりではなく、色々気づかされたこともあります。
ずっと旅行業をしていただけに、家族や友達、同僚、そしてなんと以前ご一緒したお客様からも心配の連絡を頂きました。
ふとした時に私のことを思い出して下さった皆様、本当にありがとうございます。
今は無事にカナダに帰ってきて、ずっとstay homeしてます🏠
今回は色々質問頂いた中から、カナダへの帰国に際して空港での流れをシェアしたいと思います✈
カナダの状況
2020年3月17日、カナダの首相ジャスティン・トゥルドーがカナダの市民権、永住権、アメリカの市民権を持っている人以外の入国を拒否すると発表。【news】
これに伴って、入国する人の数は激減、もちろん飛行機も減便、カナダに帰れなくなった人、カナダから出れなくなった人も沢山出てきました。
移民の国カナダで、勉強や留学、ワーキングホリデーや仕事で滞在している人が多いので大問題。。。
そして日本や世界と同じ、STAY HOMEやから、今の所スーパーや薬局以外はクローズ、飲食店はテイクアウトかデリバリーのみとなっています。(2020年4月21日現在)
スーパーではsocial distance(ソーシャル・ディスタンス)を取るため、入り口で並んで、係の指示があってから入店します。
数週間前まで、ほとんどのカナダ人が付けていなかったマスクが、今はほとんどの人が付けています。
カナダ人旦那がマスク付けてるのを初めて見た 🙄
それぐらいカナダの人は普段マスクを付けないんです。
日本とはまた雰囲気が違うカナダですが、散歩したり、ランニングしたり、パニックにならずただただ静かに時を過ごしている感じに見えます。
はやくこの状況が終息しますように。。。
エアカナダでのチェックイン
帰国の便が次々運行中止になる中、私が利用したのはカナダに直接入れる成田→バンクーバー→トロント便。
●チェックインカウンターにて
○熱が37.5度以上あるか
○咳は出ていないか
○呼吸困難はないか
を口頭で聞かれます。
聞かれるだけ。
実際に熱測られたりなーい 🙁
【私が利用した便】
●成田→バンクーバー エアカナダ(AC)4便
成田16:50発→バンクーバー9:25着(8時間35分のフライト)
※遅延で20:20発12:40着となりました。。。
結局この便、到着便の検疫が終わらないとの理由で3時間近くも遅延 😥
この時点で2時間半あったトロントへの乗り継ぎ時間たった5分。。。
乗り継ぎ便の案内は、現地でするとのことで不安なまま出発することとなりました✈
乗り継ぎのバンクーバーにて
到着前に、次の乗り継ぎ便の時間をアナウンスしてくれていたので、ちょっと安心(40分しかないけど、もしこれ逃すと10時間後の便しかないから取りあえずホッ 😉 )
何度も日本とカナダを往復してるけど、実はバンクーバーの乗り継ぎは実は初めて。
バンクーバーの入国は全て機械で行う為、出入国カードは不要。
ってことで乗り継ぎ時間がないので、急いでその機械に向かおうとしましたが、飛行機降りた所で1枚の紙を渡されました。
名前、住所、コロナウイルスの症状があるかどうか等を記入するような用紙(質問事項は簡単)。
係の人同士が、
『この便の人たちはこの用紙機内でもらっとらんのか?』
って話してたんで、通常は機内で配布されることが多いようです。
機械での作業を終えて、入国係官の所へ行くと
パスポート・機械で出した用紙・降機後に渡された用紙・永住権を出して入国審査を受けます。
そして係員からすぐ渡されるコロナウイルスに関する2枚の青い用紙。
1枚目はコロナウイルスの症状や何かあった時の連絡先(CORONAVIRUS DIESEASE)
2枚目は14日間の自主隔離の仕方(HOW TO QUARANTINE)
入国審査はこの2枚の紙に記載されている内容をほぼなぞる様に口頭でも色々注意事項を言われました。
〇熱ありますか、咳ありますか、呼吸困難になったりしてませんか?
〇14日間自主隔離しましょうねー
〇Social Distance取って生活して下さい
〇手を良く洗って目はこすらないように
〇誰とも会わないように
等など、結構長めの入国審査で、今回のウイルス系の英単語聞き取れるか不安で、久しぶりにど緊張の入国審査でした 😳
ここでも特に熱を測られる訳ではなく口頭のみ。
チェックせんのかい!!
と思いながらも無事に入国審査も終え、出てすぐに見えるのはターンテーブル。
でもトロントへ乗り継ぐ人はここで荷物をピックアップする必要はないので(荷物のタグの最終目的地がトロントYYZになっていればOK)、ダッシュで次のゲートへ。※途中セキュリティチェックあります(液体不可)
猛ダッシュで息切れしたけど、時間前にゲートに到着。
搭乗ゲート前でも、
〇熱はありますか?
〇咳はありますか?
〇呼吸困難になってませんか?
という質問を受けました。
ここでも特に熱は測られる訳ではなく、口頭だけ。
測らんのかーーーい。
【私が利用した便】
●バンクーバー→トロント エアカナダ(AC)184便
バンクーバー12時発→トロント19:23着(4時間23分のフライト)
※結局遅延で13:15発20:30着となりました。
北米の飛行機って何で1分単位で設定されてるんやろう。。。。時刻通りになった試しがないのに 🙄
素朴な疑問。。。
いつもと違う機内食
成田で搭乗前にアナウンスされたのが、
〇コロナウイルス感染予防の為、通常の機内サービスはできません
ということと
〇必要な方は搭乗前に何か買っておいて下さい
ということ。
通常の機内サービスが出来ないってどういうこと??(機内食は通常2回)
って思ったけど、16:50発予定の便で、もうすでに遅延で2時間以上待っていて、疲れたので動けず。
でも流石にお腹空くかもと思って、重い腰を上げた時には、お店が全部クローズしてて買えず 😥
ようやく搭乗してすぐ配布されたのが
水(小)と夕食ボックスの配布。
ドリンクサービスはなしで、ホットミールサービス(温かいお食事)もありませんでした。
通常の機内サービスが出来ないってこういうことだったのねー納得。
搭乗前はお腹空いてたけど、待ち疲れてか搭乗してからは、全くお腹が空きませんでした。。。 🙁
仕事柄あんまり機内食を期待しない私ですが、そしてこの状況で出して頂くだけでありがたいと思ってますが、
流石にこの機内食のサンドイッチ6つ全て中身がポテトサラダ、左のサラダはマカロニと豆のサラダ。。。。ほぼ炭水化物(笑)。んーカナダらしい?!
ポテトサラダがそんなに好きじゃない私は、1つだけ頂いて食事を終了しました。
なので今後、搭乗される前に足りないかもと思われる方は、搭乗前に何か買われることをお勧めします。
でも、到着前の朝食サービスはこんな感じ↓
こっちの方が美味しかった(笑)
これは通常と同じで、ドリンクサービスはなく、お水が付いてました。
いつもトロント近くのアメリカ経由(デトロイトやシカゴ)でカナダ入り又は日本入りするので、カナダの西部にあるバンクーバーがとても短く感じました。
9時間未満のフライト自体が久しぶりで、カナダの国土の大きさをしみじみ感じた機内でした。
空港や機内の様子
空港はもちろんガラガラ、チェックインカウンターが開いてる所はSocial Distanceの線が引かれており、
チェックインは長蛇の列で、結構前の方に並んでいましたが、並び始めてからチェックインが終わるまで1時間ちょっとかかりました。
成田のゲート前では、線こそなかったものの、係の方がSocial Distanceを守って下さいという案内をしており、みんな間隔をあけて並び、
バンクーバーの入国審査前やセキュリティチェック前も、Social Distanceの線が床に貼られていて、2mの感覚を保ちながらの列となりました。
バンクーバーからトロント便への機内までの通路にもSocial Distanceの線が貼られていましたよー。
そして機内はとても静かで、徘徊する人や、無駄にギャレーに行く人もいませんでした。
とくに私が驚いたのはCA(キャビンアテンダント)の方。
どう頑張っても対面での仕事になるのですが、大変な時期の中働いておられたと思います。
特にバンクーバーからトロント便のCAさんは、マスク、手袋、防御メガネ、防御服等の徹底ぶり。
オペする医師の方ぐらいの防御をされてました。
今後世界がどうなってしまうのか不安。
ずっとStay Homeしてます。
バンクーバー上空のカナダとアメリカの山々の景色が忘れられませんが、色んな情報を確認しながら今はただただStay Home.
家族との時間を大事に出来る良い機会でもあります。
カナダでの情報源
LIFE TORONTO
カナダの生活情報や今回のコロナの情報、イベント等をリアルタイムに発信している日本語情報サイト。
今回特コロナの情報を知りたい時にすぐ発信してくれていて、しかも日本語で。。。助かるー 😥
ホームページはこちら↓
blog TO
トロントに住んでいる人なら知っているトロントの情報サイト。
普段はレストラン、フードネタが多い気がするけど、最近はコロナの為かどこのスーパーが24時間やってるとか、どこの公園がクローズになってるとか、街の様子を発信してくれていて便利。
ホームページはこちら↓
CBC
地元のニュース、カナダのニュース、世界のニュースから政治のトピックまで扱っているカナダニュースサイト。
今はこのコロナウイルスに関するタブまで出来ていて、頻繁に情報がアップされています。
全て英語ですが、比較的読みやすいニュースサイト。
ホームページはこちら↓
情報を得ながら、情報に流されすぎず、この状況を皆で何とか乗り越えたい。
んー仕事どうしよ。。。生活どうしよう。。。不安いっぱい。
#踏ん張り時です!!
#コロナに負けるな
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