CATEGORY 旅のトラブル

旅にはトラブルが付きもの。旅行業の仕事に就いてから色んなトラブルを経験してきましたので、それを記事にしております。

【旅のトラブル】~入国審査でのトラブル~

過去の海外添乗で、入国審査でのトラブルをまとめてみました。 トラブル自体避けたいけど、入国審査でのトラブルはもっと避けたい 😥 通常手伝いに行けないから。。。 色々あったんだけど、国ごとに分けてみました~ 入国トラブル【アメリカ編】 4年ほど前のカナダ&アメリカ縦断ツアー。   初日は、日本からアメリカ経由でカナダのカルガリーに行く行程。   アメリカでの乗り継ぎ時間は十分ある。   入国審査を終えて、ターンテーブルで各自荷物取って集合予定だったけど、男性一人参加の方がまだ来ない。   待てど暮らせど来ない。。。   先に行ってしまったかなと思ったけど、彼のスーツケースはまだここにあるから、入国審査から出てきてない模様。。。   そして、あんなにあった乗り継ぎ時間も迫ってきたので、会社に電話。   このままだと全員乗り継げない。   乗り継ぎ時間が迫る中、会社とあとどれぐらい待つか、相談してる時、その一人参加の方が来た!!   大丈夫だったのかと聞くと、別室に連れて行かれていたそう。。   何故かって?   シリアへの渡航歴があったから。   この方、以前にシリア・ヨルダンのツアーに参加したことがあるらしく、テロが多発しているシリアへの渡航歴が、アメリカの入国に引っかかった。   この方70代前半の男性だけど、助かったのは、彼が英語が話せたこと。   このお客さん曰く、別室では、   ●何でシリアに行ったんだ ●お前はテロリストじゃないか   とか色々尋問を受けたらしい。   そして、別室に連れて行かれて暫く経った後、このお客さんが入国係官に、   『こんな70代のじじーの俺がテロリストなんて効率悪すぎるし、何の戦力にもならなんでしょ!!』   って言ったら、入国係官が   『んー確かに。ハハハ』   って言って入国させてくれたらしい(笑)   これ言えたお客さんが凄いわ。   調べると、   2016年1月21日に公表された、アメリカのビザ免除プログラムの改定及びテロリスト渡航防止法の施行により、ビザ免除プログラム参加国の国籍を有する方であっても、2011年3月1日以降に、一定の国(2016年11月4日現在、イラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン)への渡航歴がある方は、ESTAによるアメリカへの渡航が認められず、渡航前にアメリカ大使館へビザ申請を行うよう義務づけられました。(IMSブログより)   とあります。   シリアに添乗経験がある添乗員も、アメリカ大使館にビザ申請の面接に行ってました。   行かないと、アメリカの入国も乗り継ぎも出来ないしね。   別室に連れて行かれるってだけでビビるよね。 入国トラブル【カンボジア編】 9年前のカンボジアへ行くツアー。   私にしてはすごく珍しいクルーズのツアー。   シンガポールで船を下りて、カンボジアに飛行機で飛び、数日滞在し観光が終わったら、飛行機でフィリピンに飛び、船に合流するという日程だった。🚢✈✈🚢   お客さんの数90名&添乗員2人。   シンガポール出国までは、何のトラブルも無かったのに、トラブルが起きたのはカンボジアに着いてから。   ここ数年でカンボジアの空港は新しく綺麗になったけど、以前はめっちゃ小さい空港で、ターンテーブルも2個くらいしかないような所。   カンボジアの入国で必要なものは、   パスポート、出入国カード、ビザの3点。   お客さんは全員この必要書類を持っていて、出入国カードも旅行会社が予め用意した物をお客さんに配っていたので、後は入国するだけ。   90名もいるお客さんを誘導する為、誰よりも先に飛行機から降りて、ダッシュで入国審査に向かった私。   そして3点セットを出して、入国審査を受けたら、入国係官に言われた一言↓   『昨日から出入国カードのフォームが新しくなったから、書き直して戻ってきて下さい』   は??   私『私添乗員で、今から90名以上同じこの出入国カード持ったお客さんが来るんですけど、全員書き直しですか?』   入国係官『はい。全員書き直しです。』 えーーーーーーー。。。   マジでどうしよう。。。   私にとっては簡単な記入作業だけど、簡単に書けない人もいる。   しかも90人。。。   飛行機から降りてきた人に、順番に   『出入国カードのフォームが昨日から新しくなったそうなので、全員書き直しです。書いた人から順番に入国審査を受けて、ターンテーブルで待ってて下さい。書くのが不安な方はお手伝いしますので、この辺に居て下さい』   と伝えました。何度も言うようですが、お客さんの数90人。   お客さん一斉に質問してくるし、途中で出入国カードの用紙足りなくなるし、何で自分で書かなければいけないんだと怒鳴ってくる人いるし、小さい空港内大パニック 😥…

【旅のトラブル】現地ガイド編②

前回、旅のトラブルガイド編をお伝えしました。 今回は前回に引き続き旅のトラブル・ガイド編パート2でお伝えします。 今思い返しても色んなことが起こったなーとしみじみ。。。 過去のガイドさんとの思い出をどうぞ♡ 喧嘩腰のガイド オランダ・アムステルダムでの観光。(←またオランダ)   その日の観光は、午後国立美術館と、ゴッホ美術館とを両方回るコース。   バスで近くまで行き、ガイドと会ったら『取りあえず時間がない』とイライラモード。   確かに午後から両方回るにはゆっくりは出来ないけど、時間はある。   ガイドにマイクを渡して、国立美術館までの道中、信じられない速さで道を先行くガイド。   私でも小走りになるくらいやのに、お客さんが付いていくのは無理。   ガイドを見失わないように気を付けつつ、数ある横断歩道でお客さんの数を数えながらケア。   歩いて5分も経たない内に、   『歩くの早すぎ。こんな人ごみの中このスピードはおかしい。しかもガイドは振り返りもせんし。』   とお客さんが言い出す。   確かに。   このままじゃ全体の雰囲気も悪くなるし、何とかゆっくり歩いてもらわなきゃ。。。   ツンツンしてるガイドの機嫌を損なわず、かつお客さんの要望を伝える方法。。。   顔芸+下手(したて)にでる。   これが一番。   添乗員1年目の時に、マスターした顔芸 ☺ 。   私の同期はみんな出来る(笑)   顔芸ってどんなん?って思われると思いますが、簡単に説明すると、   相手がこれ以上物が言えなくなるほど申し訳ない顔をすること。 この顔しつつ、こちらの要望を伝える。   この顔されたら、相手は、仕方ないなとか、いやそんな謝らなくてもってなる。   てことで、ガイドさんに   『あのーすみませーんガイドさん。。。もうちょーーーーっとだけ歩くスピードを落としてもらうことは出来ますか 😥 (顔芸したまま)』   って言うたら、   『え?良いですけど、じゃあ時間ないんで国立美術館内は全部私の説明なしに、フリータタイムにしますか?』※通常のツアーは半分ガイドと一緒に有名所の絵を鑑賞して、残りの時間をフリータイム。   怖。   ちゃうねん。ちゃうねん。そういう事ちゃうねん。   ただ、ゆっくり歩いてほしいだけ。   さっきよりペースを落として歩いてくれたけど、国立美術館の、有名所の絵がある階に着いた時には、お客さんはもうヘロヘロ。←まだ絵を見る前(笑)   1人のお客さんが勇気を出して(皆を代表して言ってくれた感じ)、   『ガイドさん、ゆっくり歩いてもらえませんか?』   と言ってくれた。   そしてら、   『ガイド止めましょうか?皆さん個人で見ますか?』   喧嘩腰。。。   全員凍り付く。。。。   あかん。この空気。   なのですぐ顔芸しながらガイドさんに、   『いや、あのーすみません。全員で一緒に有名所回って、その後解散でお願いします』   と言ったら   『分かりました』   と言ってくれたのでツアー再開。。。   ガイドの発言にムッとしてたお客さん多かったけど、それを挽回したのが数々の素晴らしい絵画と、それを分かりやすく画家目線で説明してくれるガイドの知識量。   圧巻。   怖いガイドやったけど、フリータイム中に一緒にお茶したら、めっちゃ良い人やったし。(年も私と同じくらい)。   結局話を詰めて見ると、ガイドがゴッホ美術館の閉館時間を勘違いしとったということが判明。   18時閉館やのに、17時と思ってたらしい。   何で事前に調べてないのよ 😥   そりゃあのスピードになるわ。   そして国立美術館後のゴッホ美術館はゆっくり見て回れました 🙂 ガイドに怒られる イタリアのフィレンツェでのツアー。  …

【旅のトラブル】現地ガイド編①

久しぶりの添乗ネタ。 今まで旅のトラブルを色々ご紹介してきましたが、今回は“現地ガイド編”でお送りします。 旅にトラブルは付きものと言いますが、出来れば避けたい現地ガイドとの不和。 添乗員はガイドとお客さんの板挟みだから、万が一不和が合っても、お客さんには影響させたくない。 今回は私が添乗中に経験したガイドさんとトラブルを紹介します。 ガイドがいなくなる イタリアのカプリ島でのガイド。   ヨボヨボに見えたけど、聞くと、歳は60代半ばでスーツにお決まりのサングラスでカッコよくキメてる英語ガイド。   この方、ちょいちょいガイド中にいなくなる。   英語ガイドだから、私は彼が英語で話した後に、お客さんに日本語で訳さないといけない。   しかも、説明した後に、いなくなるなら、まだしも、   指差しながら『This is …(これはね)』   ってその先が重要やのに、その先言わずにいなくなる。   どこ行ってたんかと言うと、案内途中に、道ですれ違った人に   『ボンジョ―ルノー』(←声デカすぎ)   って言うて、その道行く人に話に行ってしまう。   いやいや誰??何で今?(笑)   ほんで、いなくなったと思ったら、暫くして戻ってくる。   1回とかじゃなくて、ツアー中何度も 😥   お客さんを連れてる私としては困る。。。   だから、昼のレストランで、   『ねーねーガイドさん、案内中何度も道ですれ違う人の所に行って、暫く帰ってこなかったけど、その人達誰なの?』   って思い切って聞いてみました。   『え??さっきの?うちの近所に住んでる友達だよ(どや顔)。すれ違ったから、声掛けにいったんだよ。エヘ 🙂 』   近所なら今わざわざ案内途中(しかも話途中)行かんでええやん!!(イラッ)   その回答に呆れて疲れて、話す気失せた。   でも、これ以上されては困るので、   『あのね、その声掛けに行きたいのは分かるけど、案内中に行かれたら、あなたのガイドを待ってるお客さんが立ち往生しちゃうでしょ?だから、いなくならないでね。』   と優しく注意してみたけど、私の目は笑ってなかったと思う(笑)   ランチが終わったら、『ボンジョ―ルノー』とは言っても、消えていなくなることは無くなりました。   気まずくなるのは嫌だけど、お客さんの為にも、やっぱ言わなきゃね。 ガイドがいなくなる② また、いなくなる話。しかも同じ場所。   イタリアのナポリで現地ガイドと合流し、船に乗ってカプリ島へ。   今回はヨボヨボじ~ちゃんガイドじゃなくて、40代の背の高い英語ガイド。   船の中でガイドは、   『今日は青の洞窟に入れます。青の洞窟観光が終わったら、お客さんを連れて行きたいお土産屋さんがあります。(←現地ガイドはみんな連れて行きたがる場所だから私も知ってる店)   試食や試飲もさせてくれるし、行きましょう』   まあ、そのお土産屋さんを集合場所にするガイドもいるし、自由時間も沢山あるから、行って紹介するぐらいなら良いや。と思っていました。   でもカプリ島は、シーズンでもの凄い人。。。   そして私のお客さんは38人。   青の洞窟観光が終わって、船から降りたら、ガイドが、   『早く!!早く!!お土産屋さんに行くよ』   と急かす。。。   いやいや、まだお客さん全員集まってないし、集合場所&時間も言ってないし、お客さんは青の洞窟入れた余韻に浸ってるし、何で急ぐん。。。   私『待って、待って、お客さん集合してからで良いでしょ?』   ガイド『何で早く来ないんだ!!ほら、行くよ!!』   私『だから待ってって。ここで迷子を出す訳には行かんやん。集まってから案内しても、時間はたっぷりあるでしょ?』   ガイド『お前は何で急がないんだ!!もう知らん。勝手にしろ』   ってブチ切れて何処かに消えていきました。。。   ガイドがいなくなったので、一応試食させてくれる店ってことで、お店の前に38人連れて行き、集合時間と場所伝えて、あとは約1時間フリータイム。   あまりに暑いのと、ガイドがブチ切れていなくなってしまったショックとで、疲れた私は、カフェに入ってビールを飲むことに🍻   ガイドは消えていなくなったけど、絶対戻ってくると確信していた私。   何でかって?   まだチップ渡してないから。   こんな理由でキレていなくなる人に、真面目にやってるガイドと同じ料金のチップを払うのが腑に落ちない。   まあ仕方ないと思ってビールを飲んでいると、…

【旅のトラブル】怒る人の心理&対応法

みなさん、こんにちは。 訪問ありがとうございます。 今回は久しぶりに『旅のトラブル』について書いていきますよ。 色々ありますけど、この記事では『怒るお客さんの心理とその対応法』を紹介します。 怒る人 今まで何度か遭遇した怒る人、キレる人。   怒鳴り散らす、すねる、無視、嫌味言う等、人によって感情の表し方は違うけど。   共通しているのは、【不満】ってこと。   ごもっともな内容もあれば理不尽なこともあります。   最初はビクビクしてたけど、最近はキレてる人を、客観的に冷静に見れるようになりました。   ので、その対応法を皆様とシェアしますよー。 怒る人への3つの対応法 話を聞く まずこれ。   話を聞く。   お客さんの話の腰を折らず、取りあえず言いたいこと、思っていることを全部吐き出してもらう。   吐き出してもらってから、対処法を一緒に考える。   吐き出すことで、気が楽になる人もいるし、『聞いてもらった』ってだけでストレスフリーになる方が多い。   ポイントは話の腰を折らない事。(ツッコミたくなること多いけどね笑)   日本人は言いたくても言えない人もいるから、お客さんが限界ヨロシクになる前に察することが出来たらベター。 対処法を一緒に考える 次は対処法。   お客さんの不満を認識したら、次はその不満を解消する作業。 ※作業というと失礼に聞こえるかもしれないけど、作業と考えることでこちら側の心理的負担が軽減します。   簡単なこともあれば、難が多すぎることもあります。   この対処にかかる時間が長ければ長いほど、お客さんの不満は上がっていきます 😥   なので私はミスのないよう、迅速に対応することを心がけています。   その為には、相手の不満と、それに対するこちら側の対処の提案をマッチさせることが必要。※必ずマッチングポイントがあります。   マッチングさせた後は、その提案に納得してもらいましょう。※お客さんの納得がない限り、不満解消は不可。   でも理不尽なことを言う相手の要求は、飲まずにこちらからの提案を聞いてもらうよう説得させましょう。負けないで~!!   負けるなー!!って自分に言い聞かす。 声かけする 簡単なように思う声かけ。   対処前、対処中、対処後、全ての作業中、声かけが必要です。   気まずかったり、反応が薄かったり、まだ怒っていたりで意外と簡単じゃない。   でも最後まで見捨てないことが、お客さんの不満解消に繋がります。   理不尽なこと言う人の話は半分に聞いて、声かけだけ徹底しましょう。   理不尽なこと言う人への寝る間を惜しむ努力は、残念ながら、こちらの心理的負担が大きすぎます。   ということで、【聞く】、【適切&迅速な対処】、【声かけ】この3つを徹底すれば、相手に自分の努力が伝わり、相手の怒りを静めることができます。   少なくとも『何か気にしてくれてた』『努力してくれてた』って評価になりますから、be positiveね 🙂 過去のお客さんの怒り例 こっちの方が気になる方多いと思うので、過去のツアー中のお客さんの怒り例を紹介します。 皆さんなら、どう対応しますか? 私の心のツッコミと一緒にどうぞ♪ 昼食時間 客『昼食時間は何時ごろ?』   私『13時ごろです』   客『俺は糖尿病で〇〇時に食事を取らないといけないから、昼食時間を変えろ!』   私『今日は移動距離があるので、昼食時間を変えるのは難しいです。』   客『このツアーは俺を殺す気か!!!!』(ブチ切れ。しかも受付カウンターで) 団体旅行やのに個人の理由で時間変えれんから!!自分で昼食どっかで食べるとか調節せーやー!!と言いたい。 集合時間 私『では皆様〇〇時にバスに戻ってきて下さいねー』(3回言う)   そしてその時間になっても戻ってこず、45分も遅れて戻ってきたお客さん。   客『あなたが時間言わないから、こうなったのよ!』   私『時間はお伝えさせて頂いたんですが。。。』 あんた以外は全員時間までにバスに戻ってきてるやろがーーーーって言いたいけど言えない。   客『私はバスから降ろされただけで、時間も場所も聞いてないプンプン』   聞いてないじゃなく聞いて行けーーーって思いながら何て返答しようか迷ってた時、近くにいたお客さんが、   神『ちゃんと添乗員さん時間言うてたよ』   っていう神の言葉を投げかけてくれて、そのお客もだんまり。。。最後までプンプンしとったけど。 昼食 1時間食べ放題付きの日帰り旅行。   レストランに予約時間よりも25分早く着いてしまった。   レストランに予め電話すると、『満席だから、25分間レストランに併設しているお土産屋さんで時間を潰してくれ』と。   元々そのお土産やさんに食べ放題後行く行程だったから、お客さんにも説明し先にお土産屋さんへ。  …

【旅のトラブル】お客さんの質問に答えられない時の対処法

皆さん、こんにちはー。 訪問ありがとうございます♡ Stay Homeも長くなってくると、落ち込んでばかりはいられないので、天気のいい日には近くのトレイルを歩きに行ったり、友達とオンライン飲み会したりしてます。 あっ最近ジョギング始めました(って言うてもすぐ歩いてしまうけど)。 大好きな安室ちゃんの曲を聞きながらのジョギングを楽しんでおります 😎   今回の記事は久々に旅のトラブルシリーズ。 今まで忘れ物編や盗難編をお伝えしてきました。 が、今回は私のトラブル。 旅先でお客さんのあらゆる質問に答えられないことが多々あります。 私の失敗談と共に、絶対に失敗しない対処法をお伝えします。   私の失敗談 失敗を繰り返してここまで来た私。 自分の勉強不足や、理解不足等、さまざま。 恥をさらけ出して今までの失敗談も載せちゃいます 😳 エジプト編 一度は見てみたいエジプトのピラミッド。   初めて行ったのは個人旅行、その後は全部仕事で訪れました。   エジプトの現地通貨はエジプト・ポンド💰   でも、旅行者はほとんど米ドルを使います。(観光地では米ドルの方が喜ばれることがよくあります)   なので、基本的に日本からエジプトのツアーにご案内する時は、米ドルを小額紙幣で用意してもらうようにしています。   ただ、一カ所だけ現地通貨のエジプトポンドでしか入れない場所があるんです。   それが、カイロ考古学博物館の中にあるミイラ室。   考古学博物館はツアーに入っているので、博物館をある程度見学した後、フリータイムを取りますが、そのフリータイム中にミイラ室に入ってみたい人は別途有料(現地通貨)。   変わってなければ180エジプトポンド。(1エジプトポンドは約7円なので、日本円にして約1260円)   入りたい人は空港やホテルで、日本円にして2,000円くらいだけ両替してもらう必要があります。   ど新人時代の私は、そのことだけ頭に入れてて、両替のこと言わなきゃ、言わなきゃって必死。   そして考古学博物館に行く前夜、夕食会場でお客さんにそのことを伝えました。   料金も使う場所も、そして希望者だけ現地通貨が必要なことも。   言うた~♡言えた~♡   あとは、両替するかしないかはお客さん次第。   一仕事終えたーと思ってたら、横に居たお客さんから、   『誰のミイラが展示されてるんですか?』   っていう質問。。。。   調べてないーーーーー!!!!   確かに博物館の中には無料で見れるミイラはあるのに、何でそこだけ有料なんか。。。   両替のことに頭いっぱいで、誰のミイラが展示されてるなんて調べてなった。。   お客さんが横に居るから、地球の歩き方様を見る訳にも行かず、案内したからには答えない訳にも行かず。。 😥   新人の私は、ない頭を絞りに絞って、出した答えが     『えーっと、昔の偉いさんです!!』     お客さんに大爆笑されました。   『そりゃそうね♡』って。   恥ずかしいーーーー新人やから許された話。 スイス編 6月から山のシーズンが始まるスイス。   自然に囲まれたスイスに行くと日常を忘れられそう♡   人も自然も素敵な場所ですが、初めて行ったときは緊張の塊だった私。   だって素晴らしい山がありすぎるから。   お客さんに、   『あの山の名前なんですか?』   って質問が多いけど、   しっ知らない 😥   この上の写真のマッターホルンくらいの一つ山や有名所は分かりますが、それ以外は基本分から-ん。   3000m以上級の山々が1000程あるアルプスの山をなかなか覚えれない。   なので、分かりませんて言わなくて良いように、山の本持って行ったり、各展望台に山の名前が書いてありますよーと言って見たり、案内で工夫するようになりましたー。 リトアニア編 私の好きな国リトアニア。   ヨーロッパの中で最後にキリスト教を受け入れた国。   日本人に馴染みはないけど、バルト三国の一国で、ヨーロッパとロシアと混ざっているような感じ。(昔旧ソ連の統治下にあったので)   美男美女が多く、私の大好きなビールもあります。 それは置いといて、ここでも答えられない質問に出くわしました。   バルト三国(リトアニア・ラトビア・エストニア)は、昔ソ連の統治下にあったので、独立運動が何度か行われたことがありますが、その内の1つ1989年8月23日に行われたあるデモ活動が有名です。…

添乗中に起こった旅のトラブル【忘れ物編】

前回に引き続き旅行中のトラブルについて書きますよー 今回は【忘れ物】編。 前回記事にした旅のトラブル【盗難・ロスバゲ・飛行機に乗れない編】はこちら↓ 忘れ物。。。私もよくする。。。 だから仕事中は同じカバン、同じスーツケース、中身まで同じ配置に毎回してます。 そうすると何かない時に違和感あって気づけるからね。 皆さんは今までどんな忘れ物したことありますかー? 今回の記事では最近あった忘れ物のと共に私(添乗員)の対応方法も載せていきますよー     最近の忘れ物   携帯…飛行機の座席前ポケットに忘れてきた(ペルー)、ホテルに忘れてきた(イギリス)、もうどこで置いてきたのかすら分からなくて気づいたら無かった(モロッコ)   【対処法】空港スタッフ、ホテル、必要であれば旅行会社に電話。飛行機のは結局見つからず。。。   ホテルに忘れたのは、ホテルに電話して見つかったんやけどリチウムイオン電池が入っているものは空輸できないとのこと。。   取りに行けない距離だったのであとはお客さんに捜索料金を支払ってもらい、旅行会社に任せました。   携帯の充電器…これ最近ホンマに多い。。。   【対処法】予備の充電器を沢山持って行ってます。最近はアイフォン型かそれ以外かで対応できるのが多いし、100均でも充電専用ので売ってるからそれを持って行ってます。   カメラの充電器…これは日本に忘れてくる方、置いてくる方多いです。   ※普段あんまりカメラ頻繁に使わない方は、フル充電日本ですれば8~10日間充電もつと考えてるお客さんも多いけど、やっぱりそれは無理です。充電器は持ってきて下さいね~   【対処法】昔は同じメーカーのカメラを使ってる人がツアーのお客様にいるかもしれないので、バスで聞いたりしてましたが、ここ5年は先輩から教えてもらったマルチ充電器を使って充電してあげてます♡カナダで買ったやつやけど、どのカメラにも対応できる優れもの♡今はアマゾンとかでも売ってる♪これを使い出してから、電池が合わない心配も、他のお客様に聞く手間も無くなりました~     変換プラグ…海外行く時の必需品。ホテルで充電して忘れてきたパターンが多い。私も昔よく忘れてた。。 ※日本・カナダ・アメリカはAタイプ。ヨーロッパはCタイプが多く、イギリスはBFタイプ。 【対処法】カメラ、携帯等ホテルに入ってから充電することが多いから、とりあえず各プラグ3個ずつは持って行ってます。よく旅行するお客さんは、いちいち国ごとに変えるの大変やからマルチプラグを持ってる人も多い。でも個人的には一つ一つ別になったものが好きなので両方持って行ってます。 ↓マルチ充電タイプ(便利やけど1コ2500~3000円とお高め) ↓一つ一つ独立型(空港で買うと600円くらいするけど、電気屋さんで買うと1コ200~300円) お客さんに貸したまま戻ってこなかったり、そのままさらに忘れてきたりすることがあるので毎年購入してる気がする(笑)。 自分が行く国がどのプラグを使ってるのか知りたい方はこちら↓   【変換プラグ一覧】 http://www.travelerscafe.jpn.org/electricity.html   その他、帽子、カバン、眼鏡、カメラ、ジャケット、マフラー、あと国内のツアーやったけどホテルから電話かかってきて『お部屋に入れ歯忘れてるお客様いらっしゃいます~』と連絡受けて持ってきてもらったこともあります笑。   忘れ物したら捜索料がかかる 最近は忘れ物が増えてきたので、忘れ物をしたら『捜索手数料』を取る旅行会社が増えてきました。 旅行会社にもよるけど、4000~8000円(税別)が相場。 これは忘れ物が見つかっても見つからなくてもかかる費用。 見つかった場合はそれから送料や人件費が加算されるから結構高額になることも。。 そりゃそうね、手間と時間とお金がかかる捜索を無料でする訳にはいかないよね。。。   だから特に海外旅行の場合は急がず焦らず、身の回りの持ち物を確認しましょう。 それでも忘れ物したら忘れたことを忘れて下さい♡ 【忘れ物事件簿】忘れ症なのか、ボケてるのか判断がつかないほど忘れ物を毎日繰り返したお客さん   あれは5年ほど前の冬のフランス。 日本を深夜便で出発して翌朝早朝にパリ入りし、モンサンミッシェル1泊、トゥール1泊、パリ3泊して帰る8日間の短いコース。 パリもほとんど自由行動の多いコースだったから、添乗員的にはあまり見せ場のない日程。   でも、過去10年間の私の添乗生活でこれでもかというくらい忘れ物を毎日繰り返すお客さんがいたんです!!   初日パリに朝6時半に着いて、まる一日移動しながら観光して、ようやくモンサンミッシェル泊。 モンサンミッシェルには旅行者がよく利用するスーパーマーケットが1件だけあります。 特に日本人に大人気! でもホテルチェックインしてからスーパー閉店時間までは1時間弱。 お客さんはすぐさまスーパーへダッシュ。 私は夕食時間までホテルの部屋でちょっと休憩。   すると、私の部屋のドアをノックする人がいる。。。添乗員の部屋への電話のかけ方を教えているにも関わらず、直接私の部屋に来るということは大事か。。。   扉を開けると一人の女性のお客さん。60代後半の一人参加の方。   『どうかしましたか?』と聞くと『大変なことが起こったよ~』と。   聞くと“日本出発時にスーツケースと黒いカバンを預けて、パリに着いてからスーツケースはピックアップしたけど、もう1つ預けた黒いカバンのことを忘れて、それをモンサンミッシェルのホテルに着いて部屋に入るまで気づかんかった”という内容。   さ・ら・に・・・   その空港に取り忘れた黒いカバンの中にスーツケースの鍵が入っていて、スーツケースを開けられない。。。   えーーーーーーーーーー何でーーーーーーーーー 人生で初めて空港で自分の荷物を取り忘れる人に出会った。。。 でも起きてしまったことは仕方ない。何とかせねば。。 パリに戻るのは最短でも2日後。 今はスーツケースをどうにかせねば。。。   選択肢としては①スーツケースのカギを壊して中の物を取り出す。 又は ②パリに戻るまでどうにか過ごして、パリに戻った日に自力で空港に行って取り戻してもらう。 の2択。 お客さんに相談したけど『スーツケースのカギは壊したくないんです~、パリまで待ちます~』っていう回答やった。   どうしようもない。   せめてパリに戻る日まで下着やら服やら洗面用具やらいると思ったけど、もうスーパーは閉まっている。   そしてパリに戻る日までの行程で下着やらを買う所がないし時間もない。。。   翌日も朝からガッツリ観光。   朝そのお客さんに『ないかもしれないけど、もし下着とか替えの服とか買えるような所見つけたら言いますね!!』   と言ってみたけど   『私綿のパンツしか履かないから売ってるかな~』という。   こんな時にパンツの素材の話しとるんちゃうぞーーーーって思ったけど言えない。 フランス語を話せない私は念のため手配会社に助けてもらうことに。 お客さんにもキッチリ捜索料も支払ってもらいました。  …

添乗中に起こった旅のトラブル【盗難・ロスバゲ・飛行機乗れない編】

皆さんこんにちはー。久々に添乗に関する記事を書きますよー。 添乗員になって早10年。今は冬だけ添乗してますが、以前『添乗員が思うここが変だよ日本人』という記事を書いた時に『団体旅行中て他にどんなトラブルあるのー??』っていう質問頂いたので、今回はそれを記事にしていこうと思います。 実は添乗6年目まで大きなトラブルもなく、平和に添乗していた私。 大変なツアーの話を聞くとゾッとしてたけど、自分のツアーに起こらずホッとしていたのが本音。 でも添乗6年目からトラブルトラブルで、今では少々のことに動じなくなりました。 1年目の時に先輩が『時がたつにつれて心臓が無敵になる』と言ってたのがよく分かる(笑)。 今回は添乗中に起きたトラブルをその後の手続き方法と共に3項目に分けてお届けします。   ①盗難 今まで色んな盗難、盗難未遂ありました。 パスポート、現金、カメラ、財布、などなど。。。   ≪取られた都市・国、取られかけた都市・国≫ パリ(フランス)、ロンドン(イギリス)、プラハ(チェコ)、スイス(この時は置き忘れからの盗難) ※もっと色んな場所で被害あった添乗員さんいると思うけど私はこの4カ所。 ※散々注意喚起したにも関わらず、パリで28名中4名パスポート取られたということがありました。。(そのうち3人は自ら取り返してくるという強心やったけど笑)   ≪取られた場所≫ 地下鉄、人ごみのなか、観光地、トイレ(に置き忘れ)   盗難にあったすること ●パスポートの場合:領事館に行って、『新規パスポート発行』又は『帰国の為の渡航書』を発行してもらう。 ※帰国の為の渡航書はパスポートの紛失・盗難・有効期限切れ等のケースで、緊急に日本に帰らなければいけない場合、日本への直行便または経由地に入国しない便で帰国する人に限り発行されるもの。 必要なもの:ポリスレポート(警察に行ってもらう)、自分の証明写真(2枚)スピード写真でOK、帰国の為の渡航書の場合帰りの飛行機のeチケットや日程表。戸籍抄本いるって書いてるけど、この時もちろん持ってなかったから、後日郵送するってことで手続きしてもらったはず。。。 私のお客さんの場合、パリからの直行便だった&帰国まで時間がなかったのでマッハで領事館に行き、2日間で発行してもらい一緒に帰国。 【トロント日本領事館】http://www.toronto.ca.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000007.html     ●現金の場合:この現金を取り戻すことは出来ない。海外保険に入っていても現金は対象外になっているはず。 私のお客さんはパリでみんなで移動してるときに現金15万円を盗難にあいショックを隠し切れない様子でした。。。   ●カメラ:海外保険に入っている場合、警察に行ってポリスレポートをもらい保険会社に連絡。カメラはどうにかなってもデータが戻ってこないのが残念。。。 よく狙われる。。。海外行くと『日本人は首からカメラぶら下げてるからすぐ日本人って分かる~』と言われる。でも取られない一番の方法。   ●財布:クレジットカードが入っている場合は電話して使用を止める。海外保険に入っている場合はポリスレポートをもらいに行く。   取られてからの方がやること多い。。。皆さん盗難には十分気を付けて下さいねー   ②ロスバゲ ロスバゲとはロストバゲージの略。 現地の空港についてターンテーブルで『荷物出てこない』時のことを言います。 私のトラブルの始まりは6年目のこのロスバゲ事件から始まりました。 それもまたロシアのモスクワから、リトアニアの首都ヴィリニュスに行くという稀な行程の時。 短い飛行時間の便やし、直行やし、お客さんも比較的少ない団体旅行やし、一緒にチェクインしたしでロスバゲするなんて全く考えてなかった私。 その時初めてリトアニアに行くということでど緊張しとった時。 何でこんなとこでなくなるんやーーーー。。。 でも良かったのはリトアニアの空港が比較的小さい飛行場やったってこと。 このロスバゲしたお客さん、添乗員に迷惑かけないようにって自分でカウンターに行って何とかしようとしてくれたんやけど、限界を感じたらしく自分での処理を断念。   『添乗員さーん!!』とややキレ気味で呼ばれ、初めてロスバゲ対応。   なぜお客さんが怒ってたのかというと。。。   『この人一切謝りもせず、悪びれたようすもなく、タンタンと作業してて腹立つ』   と言ってたなーお客さん。 そりゃそうね、ただでさへ荷物出てこんくてイライラしてんのにこの対応。。。   でも皆さんに知ってて欲しい。 ロスバゲはこの人のせいではないことと、日本みたいな『申し訳ありません。。。』から始まる対応が海外にはないことを。。。   お客さんからすると 『ロスバゲはお前のせいじゃないけど、お前の会社が私に迷惑かけたんやからその会社で働いてるお前が謝らんかい』ってね。   それもよく分かるけど、タンタンと仕事してもらう他ないから、怒りを静めましょう。   ロスバゲになったらすること 出てこないものは仕方がない。 次は航空会社のカウンターに行って、①今自分の荷物がどこにあるのか、②いつこの空港に来るのか、③届けてくれる場所の提示のこの3点を確認しましょう。 必要なもの:クレームタグ(荷物預けた時にもらった半券)、自分の滞在先の住所・電話番号が分かるもの ターンテーブルの近くに、自分が利用した航空会社のカウンターが必ずあるので、そこで上記の3点を確認。 通常航空会社が自分のスーツケースを滞在先まで配送してくれます。 宿泊するホテルや滞在先、日にち、電話番号は必ず伝えましょう。   私のお客さんのスーツケースは2日後にホテルに届きました♡ ③飛行機飛ばない・乗れない・乗り継げない 飛行機飛ばない(往路) 1番最悪なんが、ツアー初日に日本からの便が飛ばないこと。 空港に行く前に予め分かってて航空会社が別の飛行機に振り替えてくれているならまだマシ。 うちの場合、南米に行くツアーで、元々のコースが今までに経験した中で一番行程がキツイコース。 その初日の便が飛行機乗ってから永遠待たされた後、4時間後に飛行機から降ろされ、ゲート前でさらに3時間待った後ようやくキャンセル決定に。。。 キャンセルにならない限り、旅行会社も動けず。。。 結局ブラジルのビザ代以外全額返金して帰ってもらうか、強行なスケジュールでも行ってもらうかをその場でお客さんに決めてもらわないといけないことに。。。   私は1人でも行きたい人がいると、行かなければいけない。   お客さんは知らないけど、こんなにキツイコースがさらに1日短くなるなんて想像を絶する行程。。   願わくば全員キャンセルを願う。。。   けどそんなはずなく28名中、9組のご夫婦18名がその場でキャンセルされ、残ったのは10名。   全員女性のさらにキャラの濃すぎる10名。   こんなに辛い仕事はもう御免だと思うぐらいキツイ仕事でしたー。その後しばらく南米がトラウマに。。。   飛行機飛ばない(復路) 飛行機が飛ばない理由に悪天候、機材故障、到着便遅れなど理由はさまざま。 この理由で飛行機が飛ばなかった、天候が悪く飛行機が遅れ、乗り継ぎ便に乗れなかったという経験があります。   でも1度だけとんでもない理由で飛行機が飛びませんでした。   アメリカ・ロサンゼルスから日本に帰る便。   飛行機に全員搭乗し、離陸を待つ。   時間が経っても離陸しない。。。   2時間ほど待たされた後、全員降ろされました。  …