皆さん、こんにちは。
訪問ありがとうございます。
カナダでは重さの単位をポンド表記(lb)とキログラム表記(kg)があるのをご存知ですか?
カナダ生まれカナダ育ちの人はこのポンドを使うのが主流です。
移民の人は、自分の国で使ってた重さの表記を使います。
私たち日本人に馴染みのないポンドについて皆さんと情報をシェアしますよー。
ポンドは何キログラム?
1ポンド=0.45359237キログラム(kg)
1ポンド=453.59237グラム(g)
目が血走りそうな数字の長さ…笑。
ちなみに日本では、“ポンド”と言ってますが、実際は“パウンド”と発音した方が正確。
スペルは【pound】、イギリスの通貨と同じ。
計算の仕方
数学好きな私にはたまらんこの計算式♡
小数点以下まで出しても良いけど、ここは四捨五入して簡単に、
1ポンド=0.454kg=454g
で計算しましょう。
キッチリ小数点以下まで計算したい人は、上記の数字を使って下さい。
ポンドからキログラムへの計算方法
キログラムに変換するには、0.454をポンドにかけましょう。
覚え方は、ポンドに塩コショウ(シォコショウ454)かける。←無理やりやけど笑。
例
2ポンド…2×0.454=0.908(kg)
5ポンド…5×0.454=2.27(kg)
10ポンド…10×0.454=4.54(kg)
:
こんな感じ。
キログラムからポンドへの計算方法
ポンドに変換するには、キログラムを2.207でかけましょう。
覚え方は、に、臭うなー(ニ、ニオウナ2.207)キログラム!!←無理やりすぎる笑。
例
2kg…2×2.207=4.414ポンド
5kg…5×2.207=11.035ポンド
10kg=10×2.207=22.07ポンド
簡単に変換出来ちゃいます 🙂
身近なポンド表記
身近な所にポンド表記があったので紹介します。
バター
photo by NOFRILLS
シツコイようですが、最近お菓子作りに夢中な私。
今までバターなんて買ったことなかったから、気付かんかったけど、お菓子の為に買うようになったら、買い物中に気になるこの中途半端な454gっていう数字。。。
カナダのバターって何でこんな中途半端なグラム数やねん!!って一人で突っ込みながら買い物してました(笑)。
450gとか500gとかキリの良い数字でええやん!!って。
でも今さら気付いたこれ、1ポンドの重さなのね。。。
スーツケース
This page from AIR CANADA
添乗員の時や現地ガイドの時によく見ていたのがこの数字。(上記はエアカナダのサイト)
航空会社にもよるけど、海外旅行の時、スーツケース(預け荷物)は23kgまでって所が多い。
カナダのサイトでは50ポンド(lb)又は23キロ(kg)までという表記になっている。
50(lb)×0.454=22.7(kg)
23(kg)×2.207=50.761(lb)
んーだいたい同じ。
それにしても何でポンドはlb表記なん?
どうしてポンド表記はlbなの?
ずーっと気になってた重さのポンド表記lb(エルビー)。
キログラムやったらkgやし、ミリリットルやったらmlやし、センチメートルはcmやし、ポンドも分かりやすくpやと思ったら、ちゃうんかい!!
pじゃなく、lb。。。どこにもカスってない。。。
何で??
気になるので調べました。
lbは見てのとおりポンド(pound)の省略形ではない。
このlbは、ラテン語で“天秤”や“てんびん座”を表す【libra(リブラ)】から来ているんです。
さらに深く知るには、なんと古代ローマ時代まで遡ります。
このlibraというのは古代ローマ発祥の質量・通貨の単位だった。【wikkipediaより】
※ちなみに古代ローマ時代の1ポンドは0.3274 kg
ラテン語でpondoは“重さ”という意味があり、libra pondo(リブラポンド)という言葉で使われていました。
そして時が経つにつれてlibra pondoを短縮して、言葉ではpoundだけで使われるようになり、表記ではlibraの短縮形lbが使われるようになったというのが経緯です。
あースッキリ 🙂
モヤモヤしてたのが晴れました☀
誰かのなるほどーにも繋がりますように♡
※参考文献は【WORLD WIDE WORDS】【WORLD ECONOMIC FORUM】
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
ブログを始めて3年目になりますが、この記事で目標にしていた100記事に到達しました 😀 嬉しいー♪
今後ともよろしくお願いします。
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