皆さん、こんにちは。
訪問ありがとうございます。
カナダ生活6年目でも英語はまだまだ知らないことばかり。
関西生まれ関西育ちの私は、生活でツッコミ入れたくなることが多々あります。
そこで今回は『お前が言うな』『どの口が言うてんねん』『自分のことを棚に上げてよく言うわ』って内容の英語のフレーズを紹介します。
The pot calling the kettle black
その表現がこちら↓
The pot calling the kettle black
photo from LINDANEE’S BLOG
直訳すると、『鍋がやかんを黒と呼ぶ』
pot…鍋
kettle(ケトル)…やかん
鍋も黒いし、やかんも黒い。。。だからお前が俺のこと黒とか言うなーって感じ。
例えば、毎日遅刻してくるAと毎日時間通りに出社するBがいたとする。
たまたま遅れてきたBに対してAが
『遅刻すんなよー』
とか言うと、
『いやいや(いつも遅刻してる)お前が言うなよ 😈 』
てなるよね?
そんな時に使える言葉。
他にも、めっちゃ太ってる人が、他の太ってる人見て
『あの人ダイエットした方がいいよねー』
とか言うと、
『どの口が言うねん』
ってなります。そんな時に使える表現。
自分も同じ状態(状況)やのに、その同じ状態の人を非難する時に使える表現ですよー。
何で鍋とやかんか
この表現は17世紀から使われているイディオム。
スペインの小説『ドン・キホーテ』の英訳から来ていて、主人公のドン・キホーテが従者サンチョ・パンサに「お前はフライパンがやかんに『進め、黒眉毛野郎』と言ってるようなもんだ (You are like what is said that the frying-pan said to the kettle, ‘Avant, black-browes’)」と言っている場面があります。【wikipedia】
photo from Amazon
日本人がドン・キホーテと聞くと、驚安の殿堂ドン・キホーテか、三重のスペイン村を思い出す人多いと思うけど、このキャラクターはスペインの大ベストセラー『ドン・キホーテ』から来ていますよー。
一部読んだことあるけど、この際長い物語を全部読んでみようかなー 🙂
どうでも良いけど、ずーっとドン・キホーテじゃなくて、ドンキ・ホーテやと思ってた私。。。CMの力ってすごいわ。
英語でマクドナルドじゃなくて、マック・ダーノーsって言わないと伝わらなかった時と同じぐらいの衝撃(笑)
鍋とやかんは黒いのか
話は逸れてしましましたが、鍋とやかんは黒いんか?って話。
色んな説があるみたいやけど、その内の1つは、昔は鍋もやかんも黒かった説。
もう1つは、昔は銅のやかんは石炭の上、鍋は直火だった。
鍋は黒くなっていくけど、やかんは黒くならない。
なので、鍋は、自分が焦げて黒になった姿が、やかんに映り、やかんも黒いもんやと勘違いした説。【uRban】
photo from STEVETOBAK
これがホントなら面白いよね 😆
日本語訳
この表現は、たまたまネイティブの友達に教えてもらったんやけど、日本語訳は私が勝手に付けました 🙂
が、ちゃんと辞書で諺っぽい表現でも載ってます。↓【weblio】
●鍋がやかんを黒いという(直訳)
●目糞鼻糞を笑う
●五十歩百歩
これの私の意訳が、
●お前が言うな
●どの口が言うてんねん
ってなりました。
口が悪いのがバレるー(笑)
もし使う機会があったら使って見てね♡
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