とっても簡単♪トロント・ピアソン空港でのアメリカ入国審査~キオスクの使い方~

皆さん、こんにちはー。

ようやく春がやってきたトロントですが、まだまだ朝夕は寒くて上着が欠かせない気候です。

春になると観光でカナダに訪れる方が増えてきて、ナイアガラもトロントも活気が出てきます♡

最近はナイアガラとアメリカのニューヨークに行くツアーや、ナイアガラやバンフ&アメリカ西部のツアーがセットになったツアーなど、北米を2か国回るツアーが増えてきました。

トロント・ピアソン空港からアメリカに行く時は、トロントの空港でアメリカの入国審査があります

この時点で何で??って方多いと思いますが、空港の流れはこちら↓

トロント空港からアメリカ行く方必見!!ターミナル1・シカゴ乗り継ぎ情報(トロント→シカゴ→成田)~Transit Information *Toronto-Chicago-Narita~

その中でも特に最近よく質問される、トロントピアソン空港でのアメリカ入国審査前のキオスクの使い方について、まとめてみましたので是非参考にして下さいね。

空港に着いてからの流れ

①チェックイン⇒②荷物預け⇒③セキュリティチェック⇒④キオスク又はキオスク無しで入国準備⇒⑤有人カウンターで入国審査。

今回はこの④番のキオスク(kiosk)について詳しくお伝えします。

キオスクとは?

キオスクって聞くと、JR駅構内にある売店とか、ヨーロッパ各地にある売店をイメージしますが、空港でキオスクと言うと、搭乗券や荷物のタグなどを出す機械のことを指します。

有人カウンターに行かなくても、自分で搭乗券を発券したり、座席を変えたり、マイレージ登録したり、預け荷物用のタグを出せたりと非常に便利。

慣れるまでは、やったことない機械で作業なんて不安ですが、最近は日本語表記機能のある機械も増えてきました。

トロントピアソン空港ターミナル1にあるキオスクは全て日本語表記に変更出来るので、便利で安心です。

アメリカ入国審査前のキオスク

以前はトロント・ピアソン空港でのアメリカ入国にはアメリカの税関申告書が必要でした

ですが、今はこの税関申告書を書かなくて良い代わりに、キオスクの機械で税関申告書となるものを簡単に発行できるようになりました。

逆に言うと、この税関申告書を書かなくて良い代わりに、キオスクの機械を使わなければならなくなりました。

機械に慣れてない方や、添乗員さんは紙の方が良かったという方もいます。(事前に用紙をチェック出来るから)。

一応公式のホームページには、トロントからアメリカへ渡航する方全員がキオスクを使える訳ではないと書いてあります。

ある条件を満たしている人のみキオスクを使えるんです。

※ちなみに、トロント乗り継ぎでアメリカ各地に行かれる方も、トロントの空港でアメリカの入国審査があります。

アメリカ入国前のキオスクを使う条件

以下のビザを1つ以上持ってるがこのキオスクを使うことができます。

  • A valid B1/B2 Visa
  • An Electronic System for Travel Authorization (ESTA)
  • A Legal Permanent Resident Card
  • A Border Crossing Card
  • An American Passport or Canadian passport

 

日本からの旅行者はほとんどESTAを所得しているはずなので、ESTAを持っている人はキオスクを使うことができます。

詳しくはこちら↓

https://www.torontopearson.com/en/departures/us-customs-pearson#



アメリカ入国前のキオスク使い方手順

さぁ、セキュリティチェックが終わったら、いよいよキオスク(kiosk)で税関申告書なるものを機械で発行です。

家族は一台の機械で一緒に手続き出来ます。

お友達同士の方は、一人一台です。

手順としては

①機械の前に立つ⇒②画面の日本語の国旗マークを押す⇒③パスポートの顔写真のページを読み取らせる⇒④指紋を取る⇒⑤いくつかの質問事項に答える⇒⑥顔写真を撮られる⇒⑦すべての情報が入力されたレシートを受け取る⇒⑧有人カウンターで入国スタンプもらう⇒終了。

という順です。

1つ1つ見てみましょう。

①機械の前に立つ&②画面の日本国旗のマークを押す

とにかく、このキオスクの機械を日本語表記にしましょう。

いくつか国旗があって、日本語だけでなく色んな言語に対応してます。

③パスポートの顔写真のページを読み取らせる

パスポートの顔写真のページが下になるように置き、機械がOK出すまでかざす。

④指紋をとる

私の時は左手の4本指の指紋をとるようにとの指示がありましたが、人によっては右手の4本指や、親指の指紋のこともあり、機械や人によって違うようです。

画面で指示された指をかざして下さいね。

※手が乾燥していると、指紋が取れないことがあります。グッと強めに押し付けて下さい。(指紋が取れないと別室に連れていかれることがあります。)

※この画像に、私のパスポートが画面右に置いてありますが、意味はないです。置くところがなかったので右に置いているだけです~



⑤いくつかの質問事項に答える

いくつの質問が画面に表示されますので、はい又はいいえでお答えください。

右下に確定ボタンがあるので、全ての質問事項にチェックを入れたら、確定ボタンを押しましょう。

⑥顔写真を撮られる

機械にカメラが付いていて、顔写真の撮影があります。

帽子を被っている場合は脱ぎ、メガネやマスクも外しましょう。

※この撮影時に、動いたりしてキレイに撮れないと別室に連れていかれることがあります。

⑦すべての情報が入力されたレシートを受け取る

キオスクの機械から、今撮った顔写真が入ったレシートが出てくるので、それを受け取ってキオスクでの作業は終了。

⑧有人カウンターで入国スタンプもらう

キオスクでの作業が終了したら、その先にある有人の入国審査場に進みます。

用意するものは、パスポート搭乗券キオスクの機械から出てきたレシートの3点

この3点セットを入国係官に見せて、アメリカの入国スタンプをもらいましょう。

その先は、F区域ゲートで国内線扱いとなります。

トロント乗り継ぎでアメリカに行く場合もトロントでアメリカの入国審査

例えば日本→トロント(乗り継ぎ)→アメリカ各地の場合もトロントでアメリカの入国審査があります

トロントに到着後、飛行機から降りたら、乗り継ぎの表示に向かって歩くとセキュリティチェック。

その後アメリカ乗り継ぎ(国旗)表示を目指して歩くと、上記に書いたキオスクの場所に到着します。

係員にアメリカ行きか聞かれるので、yesと言うか、乗り継ぎの搭乗券を見せましょう。

その後、キオスクにて税関申告書を作ります。

キオスクの機械でレシートが出たら、それを持って待合室で待機。

何故待機かというと、自分のスーツケースが検査されるのを待つから。

日本からトロント経由でアメリカに入る場合、荷物(スーツケース)はアメリカまでスルー。

だけど、トロントにてスーツケースのチェックがあるので、その待合室でそれが終わるまで待ちます。

終わると画面に自分の名前とフライと番号・行先などが表示されるので、表示されたら、次の部屋に行きます。

そしてアメリカの入国審査官が待っているので、パスポート・搭乗券・キオスクから出たレシートの3点を持って、入国審査。

※ここで入国審査官には自分の預け荷物(スーツケース)の映像が映っていて、中に何が入っているか聞かれることがあります。

終わるとそこはカナダ国内でも、アメリカ扱いのFゲート区域

ここではアメリカ持ち込み用のお酒が買えます。

※日本の空港からはお酒持ち込み禁止なので注意

後は、搭乗時間まで待つのみ♡

※トロントが乗り継ぎの場合、カナダの出入国カードは書く必要ありません。

税関申告書が必要な場合がある。

キオスク導入の為、廃止傾向にある税関申告書が必要な場合があります。

今まで出会ったお客さんや添乗員さんの話をまとめてみましたので、参考までに。

 

※指紋がとれない時

機械でとれなかった時は、別室に呼ばれることがあり、そこで税関申告書を書くことがあるそうです。

乾燥してたり、年配の方は指紋がとれにくいことがあるので、ちょっと湿らしておくと良いかも。

アメリカの入国係官によく言われるのは、鼻の油をつけろと(笑)。

とにかく指紋をとる時は、グッと強く押さえつけてとるようにしましょう。

 

※写真が撮れなかった時

顔写真を撮る時に、ブレてしまうと別室に連れて行かれることがあり、そこで税関申告書を書けと言われたことがある。

顔写真撮影時には、動かずカメラをじっと見つめましょう。

 

※キオスク利用の条件を満たしていない場合。

キオスク利用には条件があります。(上記参照)

それを満たしていない場合は、税関申告書を書く必要があります。

 

機械がどんどん導入されていきますので、便利なようですが、付いていくのも大変。

でもキオスク利用の意味と、やり方さへ覚えればとっても簡単♪

トロントの空港はもうほとんどがチェックインもキオスク、荷物預けも一部機械となってきています。

スムーズな手続きで、素敵な旅を是非お楽しみ下さいねー♡




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